転職活動を通して自分自身のたな卸しをしてみよう!

 

転職を考えている看護師のためのサポートを行うことが、我々ナース転職サポートの仕事です。

しかしながら、どうもこういった紹介会社は、むやみに転職を進めるような印象が強いようです。

 

たしかに転職経験や社会経験の不足した若いコンサルタントが、この転職支援業界には多いのは事実です。

コンサルタントの紹介ページを見ても、若い方が多いですしね。

 

今の転職をしないほうが良いと思われる看護師が3割!

 

我々も日々、それぞれのコンサルタントが、何人もの看護師の転職サポートをしていますが、実際にその中には転職をせずに、今の職場にとどまったほうが良いと思われる看護師も3割程度いらっしゃいます。

 

「転職をせずに、今の職場にとどまったほうが良い」

と思われるのは次に示す5パターンです。

 

●将来の(長期にわたっての)キャリアプランがない方

●やりたいことが明確でなく、あこがれや興味程度で、まだ現実的ではない方

●ほかの選択肢をさぐらず、転職すれば今抱えている不満や不安を解決できると考えている方

●キャリアアップの努力をせずに、高い給与や知名度の高い病院やクリニックへの転職を考えている方

●自分自身のスキルについての評価が出来ていない方

 

概ね上記の5点の理由です。

 

「自分自身のスキルについての評価が出来ていない方」 とは、客観的な評価が出来ていない状態を指します。

具体的には自分の経験やスキルを、「自信を持って語れない」ようでは、今の職場で得られたことが「無い」、もしくは「少ない」ということであり、「自信を持って語れる」 ようになるまでは今の職場でスキルや経験を積むべきであろうということです。

 

この場合は転職活動を通して、自身の主観的な評価でなく、「客観的な評価」 を認識していただくようにしています。

ただし、上記の5つの「転職すべきでない理由」 も「現職にとどまっていても健康を害さない」 ということが大前提です。

精神的、体力的にも現職にとどまって体を壊すようであれば、転職をすべきでしょう。

 

では、どぅいう看護師が転職をすべきでしょうか。

 

●現在の年収・給与が自身のスキルと比較して市場相場より低い場合

●希望するキャリアプランやスキルアップが現在の職場では出来ない場合

●現在の職場ではどうしても解決できない強い不満を持っている場合

●今の職場で働き続ければ健康を害する場合

●引っ越しなどで物理的に働き続けることができない場合

 

 

※キャリアプランはなにも看護師としてのことだけではなく、例えば「将来的にはブライダルコーディネーターになりたい」 とか、「飲食店を経営したい」 とか言ったものも含まれます。

(最近はいわゆるセカンドキャリアを志す看護師も増えてきました。)

 

上記のような場合は積極的に転職をおすすめもしますが、そうでない場合は転職活動を通して、ご自身に「果たして自分は転職すべきか否か」ということをお決め頂きます。

「転職をせずに、今の職場にとどまったほうが良い」 かそうでないかをご自身で判断していくわけです。

 

では、結果的に転職をしない転職活動はムダなのかというとそうではありません。

転職活動を通して、今まで見えなかったご自身の夢やキャリアプラン。

または客観的な自身の市場価値なども見えてくるので、転職活動はご本人の将来にとってとても有意義です。

 

多少脱線はしましたが、そういう理由もあって、一般的な紹介会社とちがい、やみくもに転職をおすすめすることはありませんし、お留めすることもありません。

 

転職活動を通してあくまでもご本人が判断することですからね。

 

ちなみに下の図を見てもわかるように、転職活動をする上で看護師が一番重視する項目が人間関係です。

2017-01-06-3

出典:看護師の就職活動に関する意識調査分析

 

職場の人間関係の見極め方にはいくつかのポイントがあります。

 

●求人確認の電話をした時の電話を取られた方の対応を見る

 

丁寧な対応であっても、マニュアルに則った対応は「マナー」に厳しすぎたりして、働いているスタッフが疲れている場合が多い。

結果、スタッフ間のコミュニケーションがギスギスしている場合が多い。

もちろん、対応が悪いのがNGなことは言うまでもありません。

 

●採用担当者の対応を見る

 

我々のような業者に対してクール(悪い意味で)な対応を取る担当者は、経営サイドからの採用のプレッシャーが強いためストレスが溜まっているか、そもそもクールな担当者で、いずれにしても良くはない。

(製薬会社や紹介会社といった業者には「素」 が出ますからね。)

 

●働いている看護師や事務スタッフのやり取りや、患者さんへの対応(自然な笑顔が出ているか? 疲れた顔をしていないか?) 

 

職場の人間関係が良くないと、働いているスタッフに疲れが溜まります。

スタッフの表情を見ると、すぐにわかります。

また、意地悪な人も顔を見れば大体わかります。

 

あと、面白いのが、院長先生のクセが強い場合ですが、院長 VS スタッフ という図式が出来て、逆にスタッフ間の仲がとても良くなる場合もあるので不思議です。

 

さて、いろいろと書きましたが、今のご自身のたな卸しをするのにも転職活動は有意義です。

少し今の現状に悩んだなら、「絶対に転職する!」 ということでなくても他の職場の情報収集をするのはおすすめです。